原点

The Rolling Stonesが好きだ。好きだ、と言っても主に1966年から1973年くらいまで。アルバムで言うとAftermathからGoats Head Soupあたりまで。勿論その時期の中にも好き嫌いはあるし、それ以外の時期で好きなアルバムもある。

初めて聴いたのはSteel Wheelsだが、全くピンとこなかった。当時は中学生でよくわかってなかったというのもあるし、純粋にSteel Wheelsってあんまり良くないよね笑。ストーンズが必死にストーンズのカヴァーをしているようで。次のVoodoo Loungeは高校2年の時だったと思うが池袋のVirgin MegastoresでLPを買った。修学旅行ではなかったと思う。確か父が若い頃に住んでいた下宿周辺に行ってみたいというので、便乗して東京へ出てきたんだと思う。寝台列車北斗星に乗ったはずだ。鴨肉のソテーを食べてビールを飲んだ気がする。高校生だったのに、、緩い時代だった。さて、購入したVoodoo Loungeだが、前作よりはかなり良かったがそれでも、、まぁ微妙ですよね。

俺は高校時代に学校近くのCD屋でバイトを始めた。そのお店は2階建てで、1階は邦楽、2階は洋楽という造りになっていた。2階にはいつも客がおらず、通っているうちに社長に顔を覚えられて話をするようになった。君は音楽に詳しいから、、と、そこでバイトをすることになった。自分の好きな音楽を勝手にかけて聴いているだけの素敵なバイトだった。時給はバカみたいに安かったが、、、

その店には輸入盤も置いてあった。地元周辺だとその店にしか置いていなかったはず。ご存じかと思うが輸入盤は国内盤より若干安い。そんなこともあって、高校生には手が出しづらい2枚組のCDなども、ちょっと頑張れば買うことができた。当時買った2枚組のCDは、BB&AのLive in Japan、CREAMのWheels of Fire、Iron MaidenのLive At Doningtonなどなど。当時の高校生にしてはかなりジジイ臭いものばかりだ。そして同時期にThe Rolling StonesのHot Rocksというベスト盤も購入した

このHot Rocksはなかなか良くできたベスト盤で、各時期から満遍なく収録されている。有名なSatisfactionはあまりピンとこなかったが、Mother's Little HelperやStreet Fighting Manあたりはかなり好みだった。何よりSympathy for the Devilがとてもカッコよく、そこからストーンズにハマった。

ブライアンジョーンズが脱退するあたりから、ミックテイラー在籍時までは今でもかなりの頻度で聴く。ベースをコピーした曲もいくつもある。

さて、先日から録り始めた曲がある。新しい曲を思いついて、ではなく、若かりし頃に初めて作ったデモテープに収録していた曲があり、それをアレンジして録り直している。個人的にお気に入りな曲なのだが、当時の俺はメンバーにイメージを伝えられなかったし、彼らに演奏する技術も無かった。仕方がないから当時流行っていたRage Against The Machineのようなスラップをしてお茶を濁していたのだが、、、本来やりたかった俺が好きな頃のストーンズのような曲にアレンジし直している。間奏部分をプログレみたいにするか、そのままシンプルにするかで悩んでいるが、どちらにしても仕上がりが楽しみだ。

イメージとしてはこんな感じ。俺が昔からやりたかった音楽はこういう感じである。本当はバンドでやりたかったが、、しかたない。とりあえず今日も楽しくやってます。

ここにこんな動画をあげたら、パクリじゃね?と言われてしまうかもしれないが、気にしないのである。パクリではなく、オマージュなのである。

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