セルフライナーノーツ2

おはようございます。先日配信されて、早速購入していただいたり聴いていただいたりした皆さん、ありがとうございます。これで印税が若干入って年に一回くらい飲みに行けたら良いんですが。

さて、今回使った機材の話です。多分全く興味が無い人が多々いらっしゃると思いますが、お付き合いください。

今回のレコーディングですが、所謂レコーディングスタジオは一度も使っていません。リハスタみたいなところも使っていません。全て自宅スタジオ、というか俺の部屋ですね。歌もね。もの凄い防音をしているわけではないですが、、、家を買う際に自分の部屋だけカーテンを少し防音仕様にしてまして、歌を録ったりモニタースピーカーを結構な音量で鳴らしてたりする時は常に閉めっぱなしなので、今のところ特に苦情は来ていません。どちらかというと家族に文句を言われると困るので、一人の時に作業しています。実はV-DRUMなんかも置いてあります。使わないですけど、、、今後はもうちょい防音を施してアンプもそこそこ鳴らせるくらいにはするつもりです。うちは娘もバンドマン(マンなのか?)で防音にすることには家族の反対はないと思います。

で、機材ですね。まずDAWですがLogic Proです。最近11になりましたね。Macユーザーなので、基本的にこれです。以前Cubaseを使ったこともあるのですが、なんとなく自分には合いませんでした。何もわかってなかっただけという話もあります。Logicが11になってAIさんがかなり使えるようになった、というので試しにドラマーとキーボーディストを呼び出してみたんですが、イマイチでした。ポップス系の人なら使えるのかも知れないですね。と、それは置いといて。

オーディオインターフェースはUniversal AudioのVOLT 276です。Apolloが欲しかったけど高いよね。とは言えVOLTも276は悪くなくて、マイクプリとコンプがなかなか良いです。コンプは基本的に固定ですけど、とりあえず通しっぱなしで使っています。Input 1にギターとベース、Input 2にはマイクが繋がっています。自分の使い方だと今のところ2chあれば十分です。以前使っていたオーディオインターフェースは4チャンネルありましたが、結局全部使うことはありませんでした。

プラグインですが、最も使ったのはWAVESのCLA-3Aというコンプ。多分ほぼ全てのチャンネルに挿してあると思います。Universal Audioの同じコンプも所有していますが、Wavesの方が使い勝手が良いというか、かかり方が丁度良かった。Universal Audioはちょっと固い感じがしました。個人的に、ですけど。アンプシミュレーターもWavesです。GTR3というやつですね。他社のちょっと良いやつもお試しで使ってみたんですが、高価なお値段を考えるとGTRの方がコスパが良いというか、GTR自体も本来高価なものをセールで買っているので、これで良いかなと。ベースアンプとフェンダー系のギターアンプが結構良かったです。ただマイクの位置を弄れないのがちょいと難点ですが、そこまでやりたいならUniversal AudioのペダルとかOXとか買えって話になりますし、、、そこまで聴いてる人も求めてないよね。とは言えチューブアンプの一台くらい持っておきたいな、とは思います。Techivationのサチューレーターもかなり使ったかな。EQは主にUAのPulltec EQを。パライコなんだけど、そこそこ細かく指定できるし、同じ周波数帯をブーストしながらカットできるという謎仕様でとても良かった。とは言えボーカルやドラムの細かいところはグライコを使ってます。

ドラム音源はBFD3。何度か書いてるけど、コイツがもうね、、、重い!何度落ちたか。ただ音は悪くないんすよね。今回Logic側の負担を減らすためにスタンドアロン的な使い方をしています。面倒だったけどね、、最初は自分のバンド感を出したくて、スネアをハセガワパイセンが使ってたやつにしてたんですけど、ちょっとカンカンするのでやめました。次回は使うかも。シンセはUAのアナログシンセシミュレーターとPurturetoneだっけな、そこのやつを使ってます。でもこの辺はどれ使っても一緒よね、という結論です。

そうだ、まずはM1 MacBook Proを使ってLogicを動かしてます。これ書いておかなきゃね。以前使っていたIntelのチップが載ったMacBook Proがそろそろお年を召してしまったので買い換えようと思ったタイミングでAppleがM1チップを発表。どうやら爆速らしい、というので人柱じゃないですけど買ってみました。メモリは16GB積んでますが、レビューを見ると体感で32GBある、などと書いてますので安心してましたが、しっかり16GBの挙動ですね、、、良く言っても20GBくらい?当時レビューしていたユーチューバーやブロガーは猛省してください笑。あいつらMacBook Proなんて必要ない、MacBook Airの8GBモデルで十分!とか言ってたからね。動画編集もサクサクですよ!なんて。無理だろ、、、そしてちょっと問題なのがポートが二つしかないんですよね。そのうち一つは電源も兼ねてるという。ここはミスったなと思いました。というのも電源は別だと思っていたから、、こればっかりは自分のリサーチ不足というか、もっとちゃんと見とけよって話ですね。なのでMIDIのキーボードとか挿せないんですよね。VOLTにも挿すとこなくて、、以前使っていたMINIFUSE 4だと後ろにMIDIを挿せたんで良かったんですけど。これから困ったら流石にMacも買い替えるつもりです。

※後で確認したらVOLTにはMIDIのIN OUTはありました。USBのINが無い。どっちにしてもダメじゃん。てなわけでUSBのハブを買ったので色々試してます。


最後に一応ギターとベースもね。

ギターは一部を除いて近年もののラッカーフィニッシュのJAZZMASTER。で、JAZZMASTERの宿命というか、、まずトレブルが出過ぎるのでポットを250kΩのものに、コンデンサーも、、どんなのか忘れたけど交換してます。グレードは下がったんだけど、音は良くなってます。ブリッジもマスタリーブリッジにした影響か少しテンション感と音が柔らかいです。サスティーンが短いJAZZMASTERで下手くそに弾くと、いかにもインディーギター(死語ですね)で良いです。一部テレキャスターデラックスを使ってます。多分最初のクリーンなところだけだと思います。もしかしたらサビのアルペジオのどこかも使ってるかも。音は良いんだけど、今回のイメージじゃなかったんであまり使いませんでした。次回は使うと思います。ペダルですが結局ほとんど使わなくて、BD-2とKardianのセロトニンを場所によっては踏んでます。あとはBOSSの技シリーズのアナログディレイをどこかで使ってます。どこだっけな、、覚えてない。

ベースはプレベです。これもラッカーだな。ピックアップはディマジオのDP122というのに載せ替えてます。このピックアップは荒いピック弾きの方には激お勧めです。絶対に変えた方がいい。安いけど。昔持ってた上田剛士モデルもこれが載ってて、かなり好みでした。それをアギュラーのトーンハンマーを通してDIのアウトからオーディオインターフェースに突っ込んでます。ただ先日書きましたが、ここはサンズアンプに戻すつもりです。あ、これにもセロトニンを使っていたかも。

最後はマイクですかね。マイクはBlueのbluebirdというコンデンサーマイク。58で良いか、と思った瞬間もあるんですが、今回はとりあえずこれ。ボーカル聴くとわかると思うんですけど、ミッドがいい感じなんですよね。マイクって別に声が良くなるわけじゃないから、なかなか選ぶのが難しいというか、暖かいのがいいか冷たいのがいいか、みたいなところあるじゃないですか。俺の声ってハイミッドからミッドまでが強めなんで、今回の選択は良かったと思います。ただ今後は58も使う機会はあるかと。

ところでなんですけど、愛用していたBluetoothイヤホンが壊れまして、昨日BOSEのイヤホンを買ったんですよ。それを使って今回の音源を聴いたんですけど、なんかハイがキツくないすか、、?一応、というか今回ミックスの段階で、まずはモニタースピーカー、モニターヘッドホン(両方とも特に安いやつではないです)で調整し、WAVに変換してから普段聴いているVictorのウッドコーンのちょっと良いステレオと普段使いのJBLのイヤホンで確認、を繰り返して特に嫌な音もなかったのでリリースしたんですけど。BOSEのイヤホンで聴くとハイがちょっとうるさいよね。特にサビ。Apple Musicだと顕著だよね。他だとそうでもないけど。BOSEの仕様なのかApple Musicの仕様なのか、、確かにApple Musicだけ明らかに音質落ちてるからね笑。dbもかなり落とされてる。だからYouTubeとかでも一度聴いてみて欲しいっすね。そっちが本来の音に近いから。

さて次のリリースは恐らく8月以降。というのも8月いっぱいは子供らの夏休みで作業できないから。一応FUCK(仮)というバンドでやるはずだった曲を予定しています。タイトルは変わると思います。というか変わります。かなりポップなんでお楽しみに。あとはおまけというかついでに今回のNO WAVEの完全demoの時のも入れようかと思ってます。改めて聴いたら物凄くエレクトロニカなパンクでちょっと良かった笑

ではまた。

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