かなり無念なお知らせ

6月中に配信をする予定だったNO WAVEという曲ですが、一度全て白紙にいたします。

と言うのも、Logic Proというレコーディングする為のアプリがあるのですが、それの不具合と言えば良いのでしょうか、、、立ち上がらなくなってしまいました。

MacBook ProでLogic Proを使いレコーディングをしていたわけですが、最近どうにも不調というか、アプリを立ち上げると下の画像のように表示されて、

もう一度起動し直す、というパターンがかなり増えていました。それでも使えていたし、それ以上の問題もないし普通に使っていたわけですが、、

実は昨日の夜の段階で全ての録音が終了していて(正確に言うと今日の午前一時です)、今日は所謂ミックスという作業をする予定でした。

ミックスというのは、全ての楽器の音のバランスを整えたりする作業です。ギターだけ大きいとかヴォーカルが小さすぎるとか、ドラムはスネアだけ大きいとか、少しこの音域が出過ぎているので削ろうとか、そういった作業をするわけです。

俺の場合はドラムは機械で打ち込んでおりまして、生ドラムでのレコーディングとは違い、スネアもベードラもシンバルも全てまとめて『Drum』という一つのトラックになるという仕様が故、各パートごとにトラックを分離しなければいけませんでした。生ドラムであればそもそも一つのパートにつき少なくても一本のマイクを立てているのでこの作業は必要ありません。分かり辛い文章ですみませんが、もう少しだけお付き合いください。

そしてまさにドラムを各パートごとにトラック分けしている時にLogicの様子がおかしくなりました。

まず、各パートの小節がズレていました。あれ?と思って小節を揃え、一応確認しようと各パートごとに再生してみたところ、、、、ハイハットとスネア以外は無音になっていました。これは穏やかじゃないな、と安定のcommand+Zで元に戻そうとしましたが、何故かそれが出来ません。この時点で焦りが出始めました。ドラムを打ち込み直すのは相当面倒です。俺が使っているドラム音源はBFD3というちょっと古めの音源でして、音を作るのもなかなかの手間です。最近のドラム音源だと少しは楽なのかもしれませんが。マジかよ、まあしゃーないからやり直すか、、、と思っているとまた例の表示が。

マジでコイツ何言ってんだ?と思いました。まだ各パートの名称すら変更していません。勘弁してくれよ、、と思いましたが、これはまだまだ序の口でした。

これ以降Logic Proが起動することはありませんでした。

色々調べました。現在使用しているMacBook ProはM1というApple独自のチップを使用してまして、それに対応していないプラグインがあるとかないとか。しかしそんな事はわかっています。メーカー側がM1に対応していると公表しているプラグインしか使用していません。しかしメーカーが対応していると言っても不具合が起こるパターンがあるらしい、ということでRosetta2というIntelプロセッサが搭載されているMacにしか対応していないアプリを動かせるというAppleの謎の技術を使用することにしました。

しかしまたここで問題です。

まずは起動がファ◯キン遅い。ファッ◯ン遅いという次元ではないです。進まない。そしてメモリをファッキン使用しすぎているのでアプリを選んで強制終了しろという画面が出ました。それを見るとLogicは52GBものメモリを使用していることになっていました。

なぜ?

Rosettaを使用しているからと言っても、そんなにメモリ使うの?

このMacBook Proは16GBしか積んでいません。というよりM1 MacBook Pro発売当時、16GB以上は存在しなかったので。それなのに52GBって、、、無理じゃん。最新のMacBookでも無理じゃないの。そんなわけでRosettaでの起動も諦めました。

それからキャッシュをクリアしてみたり、Audio Unit無しで起動してみたり、、色々やりました。

すると

こいつマジで何言ってんだろう。

使用出来ませんって、昨日まで普通に使ってたじゃん、、、もう、、ダメだな、、、

ここまで来ると流石にどうしようもないので、再インストールすることにしました。しかし同じ症状を抱えた先人達のブログを見るとそれでも解消しなかった、という人も多々。もう他のDAWに乗り換えるしかないかも知れません。かと言っても我が家には潤沢な資金があるわけでもなく、数万イェンするものを簡単に買うのも中々辛いものがあります。そして購入したところでそれがMacのM1というチップに対応しているかも微妙なところですし、やはりLogicを使うしかない。最新のMacに買い替えてRosettaで起動しても問題ないようにする、という解決策も無くはないのですが、やはり資金の問題が、、ちなみにWindowsマシンを買うという選択肢はありません。もう長いことApple文化圏に居たせいで、Macじゃないと色々困ります。本当に困ります。

とりあえず現状はそんなところです。Logicを再インストールして、もう一度作り直すしかないのかな、と。再インストールしてもデータは残ってるんですかね?まあ残ってたとしてもドラムが入ってないからやり直しですけど、、、

ただ、少しだけ希望があるのですが、新しいLogic Proが来週出ます。それで使えるようになると良いなと。

そんな状態なので、音源を配信するのがいつになるかはわかりません。とても悔しいですが仕方ない。

発表がいつになるかわからんし、悔しいのでNO WAVEという曲についての説明を少しだけ。

まずNO WAVEというタイトル。元々はNEW WAVEというタイトルでした。当然NEW WAVEな感じの曲だから、という理由です。そしてそれは曲名というか、、ただのLogic内でのプロジェクト名です。しかしある日録音しようとすると何をどうやってもシンセベースのトラックに録音されてしまう、という謎現象が起きてしまいました(今思えばあれは予兆だったのかも)。しばらく色々やってみたのですが解決せず、、まだしっかり出来上がっているパートも無かったので録りなおすことにしました。そこで新たにつけたファイル名がNO WAVEという訳です。結局ただのファイル名ですから、歌詞の中にNO WAVEなんて言葉は一言も出てきませんし、歌詞の内容は全く関係のないことを歌っています。

俺はNew Orderというバンドが好きで、以前も言ったことがあるかもしれませんが、その影響からか高い音のメロをベースで弾くのが好きです。以前組んでいたバンドのWhite Starという曲やburpというバンドでの曲もそうですね。コーラスをかけてワンフレーズを弾き続けるのも好きでして、それはNTFのviridian worldという曲でプレイしています。そんな曲にしたいと思ったのが今回の曲(いつ出るのかは分かりませんが)。そして曲の印象を作っているのはシンセのメロです。MGMTのKIDSとかあの感じですね。間奏でドラムが盛り上がっていくところもまさにMGMTです。そしてドラムのフィルの最後の2小節はOASISの最後のアルバムの曲。パクリではない、ということにしておいてください。今回ベースの音はガリっとした歪みにはしていません。少し奥でベースが鳴っている感じ。しかしよく聞くと歪んでいます。これは昔からやってみたかったことの一つなので、やっと出来たな、と思っています。出来てませんが。ギターですが、アルペジオだったり歌の合間に入るフレーズなんかはMANICSっぽさが少しだけあるかな。あれはなんていうコード名なんでしょうね、、、わからないけどかなり聴かせたい部分です。そして歌は、、、まあ上手じゃないんで。

そんなところです。いつか配信されたらこの記事を読みながら聴いてください。

とりあえず本当に悔しいので今日はハイボールをキメます。


0コメント

  • 1000 / 1000